| <解説> 流動性の高い溶岩が地表を流れると、表面は比較的早く冷えて固まりますが、内側は固まらずに流れていったりガスが放出されたりして、空洞ができてしまうことがあります。このようなものを溶岩トンネルといい、富士山麓にはたくさんあります。写真の鳴沢氷穴も溶岩トンネルの一種で、内部の気温がー3から+3度であるために、したたり落ちる地下水が凍って氷柱ができているため、氷穴と呼ばれており、天然記念物に指定されています。(写真の下部の黒い部分はフェンスの陰です)ここの近くには富岳風穴や西湖蝙蝠穴(こうもりあな)などの観光施設となっている溶岩トンネルがいくつかあるので、それらを比較するのもおもしろいでしょう。 (1)高橋正樹、小林哲夫(1998):フィールドガイド日本の火山2 関東・甲信越の火山II |