| <解説>
押し被せ断層は、断層面の角度が0から10度のごくゆるやかな断層です。写真の下部にある白色と褐色の地層の境目が断層です。これは糸魚川−静岡構造線の一部で、糸魚川−静岡構造線の断層の角度は一般的には40〜50度で、この場所だけほぼ水平になっています。下部の褐色の層は教来石層と呼ばれる第四紀層で、上部の白い層は花崗岩質の第三紀層でかなり崩れやすくなっています。なお、この場所はミニグランドキャニオンと呼ばれており、昭和57年の豪雨によって河岸が削られて断崖になったところです。現在は立ち入り禁止になっています。 (1)田中 収 編著(1987):山梨県地学のガイド コロナ社 p.154−164
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